ちょっと遅れましたが、今年も味噌を仕込みました。
来年のために覚書。
乾燥大豆を3kgも使います、、、、膨らむと強烈な量!
出来上がりが13kgほどになる計算です。
道具:
すべて熱湯がけ洗浄、完全乾燥させ、焼酎か日本酒で消毒拭きしておきます。
1) 家にある一番大きい鍋、大豆茹で用
2) 大きいボール・ザル数個、混ぜ作業用
3) 漬物用ポリ樽20~40L、必ず耐酸・アルカリのもの、PP(ポリプロピレン)製がベスト
4) 漬物用ポリ袋2斗用、2枚、同上
5) 重石、押し蓋
***味噌はそれ自身が非常に重いので、容器はポリ製がお勧めです。
材料:
家庭の道具の大きさを考えて時間軸で計画をたて、最初から小分けして作業すると楽です。
ウチの場合は大豆1kg分ずつ仕込みますのでそれを表記しておきます。
(途中でボール等に入らないことに気づいて計りなおすのは非常に大変、経験済み)
分量はこうじリッチ=若干甘め、温暖地で失敗しない限界まで減塩してます。
味噌の塩分は水分を含んだ煮豆で計算するので、
乾燥豆1kg=煮豆2.5kgとして、塩分は10%弱になります。
1) 大豆、北海道産とよまさり新豆 1kg
2) 生の米こうじ 1.2kg ***入手先は下記
3) 天然塩 400g
4) 最後に振り掛ける塩 50gほど (仕込み量の多少にかかわらず、全量)
前日(夜)準備:
大豆を戻します。
鍋に大豆とたっぷりの水を入れ、一度火にかけて沸騰させてアクをとり、
そのまま蓋をし、バスタオル+毛布で包んで保温しておきます。
仕込み:
0) 手洗い。
石鹸でよく手を洗い、ペーパー類で完全に水気をふき取ります。
タオルは、洗濯したてであってもわずかな雑菌がいるのでダメ。
自家製発酵食品の失敗原因の多くは、手から入る少量雑菌の繁殖だそう、侮るべからず。
1) 生こうじの「塩きり」
こうじを入手したらすぐ、手でほぐして分量の塩を混ぜ込んでおきます。

2) 大豆を水煮します。
前日の鍋のまま弱火にかけ、4~5時間ひたすら煮ます。(少量なら圧力鍋でもOK)
水が減ってきたら差し水をし、豆が表面に出ない状態を保ちます。
ウチのコンロは実質上2口しか使えないので、
写真手前で乾燥豆2kg分、奥が1kg分にしてます。

3) 大豆煮上がり。
指の腹で軽く押してスッとつぶれる程度が目安。
ここを甘く見て多少硬いままで終えてしまうと、次作業で大変な目にあいます(爆)
煮汁をカップ2杯程度だけ残し、ざるに上げて水分を切ります。

4) 大豆をつぶします。
熱いうちにマッシャーやすりこぎで押しつぶすか、フードプロセッサにかけます。
我が家は豆感のある味噌が好きなので、手作業で、多少つぶつぶが残る程度にします。
力まかせは無意味、重力に頼る感じで体重をかけるとスムーズに出来ます。

5) こうじと大豆を混ぜ合わせます。
均一にさせるためにとにかくよく混ぜます、少しでも不均一だと失敗します。
その後、小分けして仕込んだものを、全てあわせて一気に混ぜます。
(保存用ポリ樽に予備のポリ袋を敷き、そこで攪拌します、手順6)の写真参照)
とっておいた煮汁を足して硬さ調整しますが、
この生こうじの場合は足さなくてちょうどいい感じです。

6) 味噌玉を作ります。
ソフトボールより大きめくらいで、空気を抜くようにして、玉にします。


7) 容器に詰めます。
漬物用ポリ樽に、新しい漬物用ポリ袋を敷き、
味噌玉を容器に打ち付けるように入れ、都度上から押さえて、きっちり詰めていきます。
ここでちょっとでも空気が入ってしまうとそこからカビます、経験済み・・・・(あはは)

8) 塩をふります。
上面を平らにし、塩をまんべんなくふりかけ、ポリ袋の口をきっちり閉じます。
前作業と同じく、空気大敵!

9) 押し蓋をして味噌と等量の重石をのせておきます。
大量に仕込む場合は等量より軽くてもかまわない、はずです。
(当初7.5kg、梅干を仕込む時期にはもっと軽くします、重石共用なので)

以上で仕込み完了!
要は、雑菌と酸素に触れさせなければ良い、ってことです。
もしカビちゃったとしてもその部分だけ取り除けばOK。
発酵環境=カビ繁殖にも最適なので多少は仕方なし、
それが嫌なら高塩分にするか、保存料を入れるか、しかありません。
あとは室内の一番涼しいところで放置するだけ♪♪
2ヶ月ほどたったら一度上下入れ替えるようによく混ぜるんだそうですが、
ウチは毎年忘れてしまって、一度もやったことがありません (汗)
夏の土用すぎたあたりから食べられますが、まるまる1年たつとコクが出ます。
東京ではそれ以上常温放置すると酸味が出てしまうので、
1年たったら冷蔵庫で保管します。
寒い地方なら数年置いて熟成味噌にするのもいいかもしれません。
仕込み量が大豆1kg分ほどなら、そんなに面倒ではありません。
手前味噌、とっても美味しいのでお勧めですよ~~。
ちなみに昨年2月に仕込んだ味噌、1年ちょっと常温熟成。

こちらは上澄み液=「味噌風味のたまり醤油?」
本当は味噌に混ぜ込むんですが、
お刺身にとっても合うので、少量だけ取り分けてます。

参考:
生の米こうじの入手先
北島こうじ店 (東京、ネット通販あり)
http://www13.plala.or.jp/komekoujiya/